
アーチストの発掘、紹介、商品開発、ライセンス・マネージメントなどを行うトンカチは、スウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンの「にっぽんのリサ猫」シリーズ第四弾となる新作「にっぽんのリサ猫(七番、萩)小雪」を1月22日(木)に発表した。
日本各地の陶磁器の産地で「にっぽんのリサ猫」を制作

「にっぽんのリサ猫」シリーズは、リサ・ラーソンがスウェーデンで制作した陶器の猫を原型に、日本各地の陶磁器の産地で「にっぽんのリサ猫」をつくる取り組み。これまで栃木県の益子焼、兵庫県の丹波焼と歩みを進め、第四弾となる今回は山口県萩市の窯元にて制作された萩焼のリサ猫が登場した。
オンラインショップ「トンカチストア」およびギャラリー「のこぎり」の期間限定ポップアップで販売している。

新作の「にっぽんのリサ猫(七番、萩)小雪」の価格は6,600円(税込)。サイズはW11×H4.5×D3cm。素材は陶器(萩焼)で、重量は80g。専用箱入りだ。
スウェーデン生まれの陶芸家、リサ・ラーソン

リサ・ラーソンは、1931年9月9日、スウェーデン南部に生まれる。ヨーテボリ大学芸術学部デザイン工芸校で学んだあと、スウェーデンの陶磁器メーカー、グスタフスベリに入社。1980年にフリーランスとなって以降は、数多くのクライアントと仕事をしている。
2000年代よりトンカチとのコラボレーションがスタートし、世界的な再ブレークの契機となる。2022年には、スウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与された。2024年3月11日没。
土と釉薬、焼成によって表情をつくる萩焼

萩焼は、色や絵付けをほとんど用いず、土と釉薬、焼成によって表情をつくる焼き物。一見するとやさしく、やわらかな風合いだが、その奥には自然そのものが持つ強さがある。


今回のリサ猫は、縮れ模様が特徴の「かいらぎ」で仕上げている。萩焼の思想と、リサ・ラーソンの形が出会い、ここでしか生まれなかった一匹だ。
なお、「かいらぎ」とは、萩焼の代表的な表情のひとつ。釉薬が焼成時に縮れることで生まれる独特の凹凸が特徴で、土と炎の作用が強く現れるため、ひとつとして同じ景色にならない。茶碗をはじめ、茶の湯の世界で特に愛されてきた。


ぽってりとした立体感と、手に取ったときに伝わるやわらかなぬくもり。新作では、二種類の釉薬を重ね掛けすることで、猫の毛の「もこもこ」とした質感を表現している。
釉薬の掛かり方や濃度は一匹ずつわずかに異なり、その小さな違いが表情や雰囲気を大きく変えている。

「トンカチストア」では、萩焼「萩陶苑」のインタビューを掲載している。制作秘話やリサ猫への思いを知ることができる。
「にっぽんのリサ猫」シリーズ初となる萩焼の「小雪」を部屋に飾ってみてはいかが。
にっぽんのリサ猫特設サイト:https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/special/ll_lisacats
インタビュー記事:https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/reading-matter/lisaneko_reading3
トンカチストア:https://shop.tonkachi.co.jp
(淺野 陽介)